ゆいどっと

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Flash CS3を手に入れたら作ってみたかったものに，携帯の待ち受け画面がある．

今までは，静止画の壁紙の上に携帯の時計表示とスケジュール表示を重ねているが，これら表示のカスタマイズ機能がいまいち．壁紙にあわせた位置や色で表示とかができずどうも気に入らない．さらにスケジュールの方は，表示文字数が少なすぎてぱっと見ただけでは内容が判らないことがけっこうある．ほんのちょっとフォントが小さければよいのに．それからスケジュールの入力についても，当初は素直に携帯で入力するとかOutlookと連動させてみるとかやってみたが，基本的にどちらも面倒になってしまった．必要なのはせいぜい時刻と内容文だけで良いのに，試したスケジューラではタスクを追加するためにいろいろ入力しないといけない．

ということで，せっかく携帯で待ち受けFlashが使えるなら，時計とスケジュール表示を自前でやるFlashを作れないかなと思っていた．時計表示は，現在時刻を取得してそれをテキストでデジタル表示なり「針」画像を回転したアナログ表示なりができる．スケジュール表示は，単にサーバからテキストをhttpで取り出して表示する仕掛けだけあれば，あとはCGI側で何とでもなるだろう（入力のことはあまり考えてないが）．何より，これなら好きなように画面が作れる．よし．

ちなみに，同じようなことは待ち受けiアプリでも可能だが，フルスクリーン表示出来ないという致命的な欠陥がある．せっかくの大画面（つっても240x320）を活かせない．何より気に入らないのは，iアプリの上下がベタ背景色に電波状況などのアイコンが並ぶという間抜けな表示になること．これは却下．Flash待ち受けはフルスクリーンに出来るので，もちろんアイコンは表示されてしまうものの，見栄えは段違いで良い．

で，今日，Flashを組んでみた．

まずはそもそも待ち受けFlashを作って携帯で実行できるかを試すべく，簡単なアニメーションを作って携帯に転送してみた．ちょっと（かなり）動作がもっさりするが，さっくり動いた．なんかちょっと感動．んじゃあということで，スクリプトでの現在時刻の取得方法とhttpでテキストを取り出す方法をヘルプで調べる．すぐに見つかった．が，これらはFlash Lite 1.1以上でないと使えないらしい．F900iTは，1.「０」対応だった．……終わった．