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ゆいどっと


2012年11月03日 (土) [長年日記]

_ 消えてしまうのでは

6年ほど前の請求書の控えを確認したら印刷が薄くなっている,これFAXみたいに消えるんじゃないのかと聞かれた.確かに大昔使っていたFAXは感熱紙印刷で,3ヶ月ももたずに印字が消えていたんだけど,いったいいつの頃の話をしているのか.この手の文書は当時からレーザープリンタを使っている.が,実物を確認したら,確かに感熱紙の印刷が薄くなったみたいに印刷部分がすべて薄くなっている.

紙が少し黄ばんでいたので,もしかして安いA4用紙だったから表面が変質したのか,いやトナーだしななんだコレと悩む.よーく印刷を見てみると,枠線などいわゆるベタ塗りであるはずのところがベタになってない.ここで思いだした.これまで控え文書の印刷は基本的にトナーセーブでやっている.その頃使っていたEPSONのレーザープリンタでトナーセーブをすると,まずトナーの濃さが半分になり,広い範囲のべた塗りはその輪郭線だけが出るという,大変トナーに優しい印刷だった.つまり,トナーセーブモードだったので,全体がうっすらとなっていたのだ.すっかり忘れてたよ.今のBrotherのレーザープリンタは,トナーセーブモードにしても,見た目はちょっと薄いかなという濃さで印刷してくれる.トナーを使わせないともうけにならないらしいから,イマドキはこんな見た目ではっきりわかるようなトナー節約はさせてくれないかなぁ.