«前の日記(2008年06月24日 (火)) 最新 次の日記(2008年07月01日 (火))» 編集

ゆいどっと


2008年06月29日 (日) でふらぐ [長年日記]

_ PerfectDisk

昨日の打ち合わせで,ひさびさにノート上のVMを開いたら妙に遅かった.立ち上がりから使えるようになるまで,以前に使っていた時よりも倍以上遅い感じ.メンバーにも指摘され,このノートこんなに遅かったっけとも言われる.ひさしぶりに使うのでSuperFetchのキャッシュに入っていなかったのかなと思う.が,もうひとつ思いついた原因がディスクの断片化.ノート機ではVista標準のデフラグをデフォルト設定のまま使っている.たまにデフラグが走っているようだったが,あまり気にしていなかった.今の状況でどの程度断片化が発生しているのかはわからない.それならばと,まともなデフラグソフトを試してみることにした.まずは体験版で動作を見てみることにする.

メインマシンでは「かなり古い」Diskeeperを使っている.なのでノート機でもDiskeeper使うかなー,と調べてみたら,VistaSP1ではブートタイムデフラグ対応していないらしい.……これだめじゃね? 移動不能ファイルがじゃまをするんじゃないかな.つか,妙に値段が高くなってる.ということで,何かDiskeeperと人気を二分しているとかいうPerfectDiskを試す.

体験版をダウンロードし適当にインストール,まずはディスクを解析してみた.思った通り,VMで使うファイルが200ほどに断片化されている.ただでさえ遅いノート用HDDでこれはまずかろ.つか,他のファイルではそんなにひどい断片化はないようなので,OS標準のデフラグは,でかいファイルに対しては効果なしなのか?

次にデフラグを実行する.30分ほどほかっておいたら,すっきり断片化解消……してなかった.基本的に前に詰めて空き領域を最大化するようで,でかいファイルが移動できないファイルをまたいでしまい断片化している.しかも前後はうまっている.これ,しばらく使うとまた離れた場所に追記して断片化するよね? それならばとブートタイムデフラグを試す.が,ほとんど変わらない.移動不能ファイルがばらけたままなので,あまり状況は変わらず.なんだこれ?

移動不能ファイルはもうどうしようもなさそうなので,試しにその状態でVMを起動する.確かに以前よりは起動が速くなった.キャッシュの効果で速くなったことを考慮して,やはりしばらく使っていなかった別のVMを起動してみても,リストア時のプログレスバーの伸び方が速いのでHDD読み込みは速くなっているんじゃなかろうか.うーん,確かにデフラグの効果はありそうだ.移動不能ファイルが気持ち悪いが,しばらくこれで様子見てみようか.