«前の日記(2013年02月06日 (水)) 最新 次の日記(2013年02月08日 (金))» 編集

ゆいどっと


2013年02月07日 (木) [長年日記]

_ UPSがピーーー(終)

昨日に続いて,ニューマシン電源投入時にUPSがエラーで電源断になった.しかもその後,UPSの電源そのものが入らない.負荷をかけていない状態でも同じ.電源オンでピッと音はするものの,バッテリーバックアップ側の出力コンセントから電気が来てない.不安視していた元の電源電圧は今日は98V程度あったのでたぶん大丈夫だろう.UPSが壊れたな.どうしよう.

_ 続・Photoshop起動しない

こないだのPhotoshop CS6の「スクラッチファイルを開くことができません」エラー.Photoshopだけでなく,BridgeやFireworksでも同じような理由で問題になるらしい.環境変数TEMPの値がOSデフォルト以外だとダメなようだ(C:でなければならない?).この問題について書かれている他のブログでも,スワップの速度を上げるためRAMDISKにしたり,あるいはシステムドライブがSSDなので,という理由でTEMPを変えてあると書かれており,うちでもTEMPはランダムアクセスが速いドライブに変えてある.試しにデフォルトである「%USERPROFILE%\AppData\Local\Temp」に戻すとサクッと直る.このままでも使えるのだが,TEMPをシステムドライブ置くと,Photoshop以外のいろんなアプリもシステムドライブにいろいろ書き込むので,何とかしたい.

まずはTEMPディレクトリの権限がまずいのかと思い,すべてのユーザがフルコントロールの設定と,デフォルトのTempディレクトリと同じ権限になる設定を試してみた.結果どちらもダメ.ファイルの権限ではないようだ.次に,CS6のアップデータがあったので現時点での最新版にしてみた.Bridgeについてはこのアップデータで直ると書いてあったので,他のアプリも同じように直っていてほしいなぁと期待.が,確かにBridgeはOKになったけど,Illustratorがダメ.プラグインの初期化でエラーになる.

こんな感じでは今使っていないCS6アプリでも問題がありそうだ.だんだんと面倒になってきたので,もうあきらめてTEMPをデフォルトの位置にした.システムドライブにゴミが残るけど…….今後どうしても我慢できないようなら,ジャンクション機能を使うとか,システムドライブ自体を高速化するような方向で考えよう.

_ ODBCの32bitと64bit

ニューマシンに移行するアプリのひとつで,AccessからODBC経由でPostgreSQLにつなぐものがある.このためまずはpsqlodbcをインストールした.これがちょいとハマった.

まずODBCは「OSが64bitなのだからpsqlodbcも64bit版だろう」と思い64bit版を入れた.そしてAccessでアプリを開くと,インタフェースがどうとかいう見たことのないエラー.ODBCデータソース管理画面のテストではOKになるのに.そこで,Officeが32bit版であることを思い出し,それならODBCも32bit版にしなきゃいけないのかなとpsqlodbcの32bit版を入れた.しかし32bit版をインストールしてもODBCデータソース管理画面にドライバが出てこない.確かにファイルがインストールされててレジストリにもある.はて?

ここでググッて,64bitシステム上で使う32bit版ODBCでは,ODBCデータソース管理は「%windir%\SysWOW64\odbcad32.exe」という別のものを使う必要があると知った.何と?! 互換性のために分けてあるのか.64bit OS初体験だから知らんかった.今まで64bitになって困ったってのはなかったけど,こういういくつかのAPIを使うようなアプリの場合,32bit/64bitの差は注意しなきゃけないのか.